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最近キテいます!

夏に向け、美容院で髪をバッサリと切って来たYuです、こんばんは。

タイトルにもありますが、今日は私が最近ハマっている曲をご紹介します。
言わずもがな、フォーレです(笑)

前回の日記で取り上げたヴェルレーヌの詩を用いた歌曲集、《優しい歌 La bonne chanson》 op.61です。
全9曲から成るこの歌曲集、もとはピアノ・ソロを伴奏として、1892-94年に作曲されました。
後にドビュッシーの妻となるエンマ・バルダック夫人との関わりの中で、この作品は出来上がっていったとされています。

なお、年代のスパンは各曲が92年頃から少しずつ書かれていって、全体が完成したのが94年ということを示します。
ただ、こうした作品の成立年を正確に割り出す作業は、少なくともフォーレに関して言えば曖昧さを多分に含むため、これ以上の細かな情報をここに記すことは控えたいと思います。

ところで、《優しい歌》には弦楽五重奏+ピアノという編成もあります。これは、1894年4月1日、フォーレがロンドンへ赴いた時にプライベートな場で初演されました。ちなみに、ピアノ・ソロの伴奏による初演は同年4月25日(これも私的なサロンにて。もっと公開性の高い国民音楽協会での初演は翌年、1895年4月20日。)ですので、編曲版の方が先にお披露目されたことになりますね。

先日、この弦楽&ピアノ伴奏版を聴いて、私はいたく感動しました。
書簡に拠れば、フォーレ自身はピアノ・ソロの伴奏の方が良いと考えていたようなのですが、私個人的には、この弦楽&ピアノ伴奏版の方がむしろ好みだったりします。

9曲の各タイトルは以下の通り。
第3曲の伴奏には、《リディア Lydia》op.4 no.2の主旋律も登場します。
過去の旋律の引用は、フォーレての創作の特徴の一つでもあります。

第1曲〈光背を負った聖女 Une sainte en son auréole〉
第2曲〈暁が広がり… Puisque l'aube grandit〉
第3曲〈白い月、森に差し La lune blanche luit dans les bois〉
第4曲〈私は不実の道を歩いていた J'allais par des chemins perides〉
第5曲〈本当はこわいくらい J'ai presque peur, en vérité〉
第6曲〈おまえが消え去る前に Avant que tu ne t'en ailles〉
第7曲〈それは夏のある明るい日 Donc,ce sera par clair jour d'été〉
第8曲〈そうでしょう? N'est-ce pas?〉
第9曲〈冬は終わった L'hiver a cessé〉

実際の演奏動画を以下にアップしておきましょう。
どういうわけか、弦楽五重奏ではなく弦楽四重奏という編成なのですが…コンバスがないヨ(´・ω・`;)

《優しい歌》 Part 1(第1曲‐第3曲)

《優しい歌》 Part 2(第4曲‐第9曲)

ちなみにこの歌曲集、「やさしい」と言いつつ、演奏はかなり「むずかしい」のではないでしょうか?
ピアノ伴奏譜を見た時、私も思わず「ひえぇ…」と声を漏らしましたよ~(^^;)

参考文献:ネクトゥー,ジャン=ミシェル 1990 『ガブリエル・フォーレ 1845-1924』大谷千正編訳 東京:新評論。
― 2000 『評伝フォーレ 明暗の響き』大谷千正監訳、日高佳子、宮川史子訳 東京:新評論。
Nectoux, Jean-Michel. 2008. Gabriel Fauré Les voix du clair-obscur. Second edition. Paris: Fayard.
Fauré, Gabriel. 1951. Lettres intimes. Ed. Philippe Fauré-Fremiet. Paris: Grasset.

Yu

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